山林所有者と共に進める森づくり。
ここ最近の山の見回り&森林相談の場所。
地域の森の安心安全と四季彩りの森づくりを地域の方々と対話し歩調を合わせながら進めて行くのは結構時間がかかる。
だけど地域住民と山との関わりが薄れて行く時代に、地域関係者や山林所有者の方々と一緒に森づくりや森林管理に関われるのはとても貴重で有難い。
この仕事がお金になるかと言われると正直言って赤字部門。
だけど豊かさ指数で行くと安心の黒字部門。
ちょっとずつちょっとずつですが、来年何を植えるか話しながら今年の木を植えていけるのは贅沢な時間だと思っています。
「中世木マニア1号」に認定いただきました。@地域の山を歩こう会
昇進した日。
私は先週日曜日、中世木でひとつ昇進しました。
頂いた称号「中世木マニア1号」
中世木区民約1/5の方の前で発表いただきました。
「地域の山や田の問題を解決するには、ほっといても勉強して、ほっといてもどんどんそのことをやっていく『おたく』や『マニア』を増やすことじゃないか」って、この間、地域在住の森林ガイドの友人と話していて、、、それで先週、中世木マニアを増やそう企画第一弾⁉︎の「地域の山を歩こう会」が実現したのでした。
地域住民が山と離れ、関わりが薄らぎ始めてから2〜30年。
「地域住民の山への参画の空白の期間を経て今蘇らん」
その皮切りがこの山歩きだったような気がしています。
今、少しずつ音を立てて動き始めているのを感じています。
私に山の事教えてほしい、境を教えてほしいって言わはる方も出てきました。山に関わりたいという人が出てきました。山の外側から内側に少しずつまた人が入るようになってきました。
森林管理の次世代への継承。
私はやっと伝える相手に辿り着きました。
これでようやくわたしは中世木のご先祖方に顔向けできます。
とはいえ、ホンマに身体がしんどいので山にあんまり行けないのが本当に悔しいです。
危険木伐採跡地→素敵なアート空間♪
山林所有者の方と木こりの森岡くんと昨年伐採した皆伐地でベンチと板と椅子を作りました♪
「(木が鬱蒼としていて、道路に倒れそうで)怖いなぁ」って言うてはった山が、楽しい空間になってきました。
このベンチ、銀座の高級ブティックや、六本木ヒルズとかに設置したらめっちゃ素敵ちゃう!?とか言いながら楽しく制作しました🌿
伐採後すぐにシカ柵を張ったおかげで、スミレやツワブキっぽいのや桐やウルシやスギやアベマキ⁉︎などなどのさまざまな稚樹も育って来ていました。
半割ベンチにする予定が、森岡くんのセンスで窪みと扁平気味の側面を活かした丸太ベンチに✨✨綺麗に皮もむいて、足もいい感じにつけて、ステキ空間になりました✨✨
私は昨年買ったマキタのバッテリーチェンソー2機を駆使し切り株チェアーづくり♪
(少しずつ上達してきたかな、、、⁉︎)
ホンマは沢山の人呼んでイベントしたかったのですが、今年は自粛で。。。
ここでまた山カフェをしたいなぁとか、ここで採取した色々で、森茶会も良いかもとか話していました。
ここの山主さんは、地元に帰って来るのが楽しくなったって言うてくれてます✨✨
お昼はムッチャ美味しい炊き込みご飯と芋煮etcを頂いて超贅沢な1日でした。
木材価格では、あの時(植えはったとき)描いておられた満足度は得られないけど、それならその分、楽しんで活用して、次に繋げる、、、。
その目標はどこまで達成しているかわからないですが、目指している方向には進んでいるのをひしひしと感じています。
何てったって、山に入りたい、関わってみたいっていう地域住民増えてきてますもん⛰🌈
本気で森林管理を考えた時、相談できる場所がある。
名刺に相談料を明示し始めて3年。
「森林相談窓口」を正式に開設して丸1年が経ちました。
「高いと言われるかもしれないけれど、提示し続けて欲しい。」「我々にとってもこの先この部分が本当に必要になって来るから」と、近隣事業体の現場トップの方から言っていただき、勇気を持って掲げ続ける事が出来ました。
3年経ってようやく、業界内外からの評価の声が聞こえ始め、実感としても手ごたえを感じ始めて来ているところです。
10年先20年先の森林管理の質や施業量を落とさないためにも、山の取り巻く課題を少しでも早期改善するためにも、「補助金に適応しないから、採算が合わないから、しない」ではなく、「これが必要だから、する」をやっていきたいし、支えていきたい。
失うもののスピードの方が早いけど、失っていくものの価値を労い、再評価し再定義する作業を続けることによって、これまでこの地域の森林林業を支えてきた土台を修復したいと思い、その修復料、コンサルティング料、保守点検調査料という意味も込めて「森林相談」に値付けをしています。
10年先20年先困るから。困ってからでは遅いから、今からなら、ちょっとは私でも役立てるのではないかと足掻いているところです。
足掻いている人間に40分5,400円は高いと思われるかもしれませんが、足掻いている人間を支えてくださっている方は、40分5400円では申し訳ない方々ばかりです。本当はもっと高く設定しないといけないのかもしれませんが、今のところ間をとってこの金額にしています。
「本気でなんとかしたい方」
「後回しにしていた山のことを一歩前に進めていきたい方」
そんな人が、安心して相談できる場所をこれからも提供していきたいと思っております。
まずは、お近くの森林組合さんや林業事業体、行政の森林関係窓口に相談していただき、それでも解決しない場合、セカンドオピニオンが必要な場合には、森林トータルデザイン-F.T.D-の森林相談窓口もしくは、森林プランナー内海美沙facebookページ等からお問合せください。
「人と自然の共生社会づくり」におけるAIの役割についての一考
「AIの画像解析によるコンクリート護岸の点検ソフト」なるものがすでに世の中に出てきたようです。https://www.yachiyo-eng.co.jp/government/pickup/gogango/
人間が科学技術によって駆逐されるのではなく、科学技術の助けにより、もう一度自然と折り合いをつける技術を身につけて磨いていける足がかりになると。
『台風ハギビスの森林被害状況の情報提供のお願い』
確定申告&個人事業主向けの経理サポートに関するおすすめ情報
下記③でご紹介している創業手帳には、他社サービスの紹介や創業手帳特典なんかもあったりするので、そちらもチェックしてみてください。