森林経営とは①
色々な森づくり、人づくり、仕組みづくり。
積み重ねた技術と経験、学術的な知識と、美的感受性、自然を読み取る力とバランス感覚。
それら様々な要素が無数に集まり、多様な森が生まれてくる。
森林経営計画では軽視されているように思えてならない、多様な森づくりのヒントが、高田研一先生が手がけられている森には散りばめられている気がしています。
「気の遠くなるほど年月がかかるサービス」と、「最新鋭の技術で驚くほどのスピードとクウォリティで提供できるサービス」
それらのバランスが取れてこそ「森林経営」はなされるもので、投資のない、目先の木材生産の収支を合わせるだけの林業は、持続可能な林業経営でも、森林経営でもないと、私はそう考えています。
京都やまもり協議会 副代表 内海美沙