森林プランナー内海美沙のブログ

「森のもったいない困った」×「みんなのほしい」を繋げたら、きっと林業はおもしろくなる!!林業をおしゃれにおいしく、おもしろく。森林プランナー内海美沙が現場からレポートします。

私の妄想〜林業再編成と経営者編〜

補助金を行うために、私自身はもちろんのこと、林業界に圧倒的に足りないのは、経営力だと思っています。

 

 もちろん、個々の経営や短期的な経営という意味で業績を上げてらっしゃる方は、たくさんいらっしゃると思いますが、少なくとも京都においては、能力以前に、脱補助金に向けて取り組めるような余力がある方はほとんどおりません。もっと大きな枠組みで取り組んでいく必要があると思います。

 

今のままでは、どこまでいっても補助金と林政に振り回されグルグルと小さく回り続けることしかできない気がして不甲斐なさをかんじています。

 

   抜本的な経営立て直しを行なってくれるような人材を高待遇(日産がゴーンさんを引き止めるために用意した10億なんていう額は到底用意できませんが)で、現場と行政の中間ぐらいのポストに就いてもらったら、林業は大きく変わると思うのですがどう思われますか?5カ年計画の10年任期くらいで。(通常から考えると少し長いですが、農業ではなく、周期の大きい林業なので)

 


例えば、林務課トップ、市町村、県信連、森林組合等に配置するとか。(これは民間や小規模林家を無視するのではなく、それらも含め全てwin-winになる仕組みを構築してもらう)

 

稲盛和夫さんが県信連トップに就任してくれたらきっと面白いだろうなぁ〜と何年も前から妄想しています

 

そんな優秀な方は、すぐに上とは繋がれるし話しもできるはずなので、1〜3年かけて、とにかくいろ〜んな現場を知ってもらい、現場も経験してもらい、3〜5年目に経営改善に着手していただくっていうのはどうかなぁというのが、拙い考えをもつ現段階の私の考えです。

 

北信州森林組合の堀澤さんは、かなりそれに近いことをされているように思いますが、他にも、ヒントになりそうな取り組みやアイディアをご存知の方がおられましたら教えてください。