森林プランナー内海美沙のブログ

「森のもったいない困った」×「みんなのほしい」を繋げたら、きっと林業はおもしろくなる!!林業をおしゃれにおいしく、おもしろく。森林プランナー内海美沙が現場からレポートします。

もっとある!北信州森林組合のすごいトコ〜何げない実務編〜

信州森林組合は、その優れたマネジメント力、「林業のICT化」、「高効率な森林管理」などに注目が集まっており、視察に行っても、ついついそちらに目がいってしまい「それに圧倒されて終わる。」という風になりがちではないでしょうか?

私も途中、そこに飲み込まれそうになり、「夢と希望」が広がる一方「途方も無い無力感」を感じ諦めたくもなりましたが、今日から取り入れたい、と入れることができ素朴な要素がいっぱいだったので、ご紹介します。

 

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①受付の女性が一流企業並み!!

北信州森林組合を訪れると、まずはチェンソーアートの作品たちが出迎えてくれ、少し緊張を和らげてくれます。(大企業でもエントランスに芸術作品とかならんでますよね)

そして、自動ドアを一歩入るとそこには大企業の受付を思わすような、素敵な女性が笑顔で出迎えて下さいます。

計5名ほどの女性スタッフは皆さん素敵な笑顔で対応して下さいます。清潔感溢れる身だしなみ、控えめだけどキラリと光る美しい笑顔、その立ち居振る舞いとさりげない身のこなし。。。。

女性として見習うところがいっぱいでした。(その1%だけでも身につけたいものです)

社員証も森林組合林業関係各機関では見たことのない、一般企業のようなシュッとした社員証でした。よく見る木の名札もいいですが、顔写真入りでわかりやすく、これもまたいいなと。。。

 

②団地ファイルの書庫のサイズと整理整頓がすごい!

現場の団地資料をちょうど探しやすい、コンパクトで機能的なウォークイン資料庫。

いずれは手狭になるかもしれませんが、元喫煙室を利用した風通しのいい書庫は、億劫な資料探しを快適なものにしてくれそうな空間でした。

(とはいえ、外からチラッと3秒ほど見えただけで、半分推測で書いているので、今度は中も見せていただきたいなと思っています)

 

③測量の「測点名」の付け方がクレバーそう。

測量を行う際いつも悩むのが測点名を付け。資料を見せていただいていると、その点名のつけ方にも、何やら工夫がありそうでした。

次回は測量にも同行させていただきたいとかんじました。

 

④施業後の林内が歩きやすい

全幹出すので林地残材がない!根元ギリギリで伐倒し2m材で搬出。だから切り株もあまり目立ちません。

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並材の産地だからと言っておられましたが、ここまで全部出すのは私はみたことがありませんでした。全部の現場で行なっておられるか、班によって違うのか、、、これも次回のチェックポイントとしておいておきます。

 

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他にもきっとたくさんあるのだろうなぁ〜!と、次回の訪問が楽しみでなりません。 

 

 京都やまもり協議会

内海美沙