森林未来学習会
森林未来学習会は残すところあと3回になりました。
次回とその次は道づくりと作業システムです。まだ空きはありますので、お申込みください。https://www.facebook.com/shinrinmirai.co/
最近、高速道路の現場測量と森林の調査測量の両方をさせていただいているのですが、結局のところ、山を見、地形を見、土質を見、木を見、水を見、、、という基本的な考えは同じですね。
土木の道づくりは測量一つとっても精度もかける費用も時間も全然違うので、きっちり作りこんだらこうなるのかぁ~と丁寧な仕事と技術の高さを感じます。
一方、林業は構造物をほぼつかわず、山の地形などに合わせた道づくりをしていく必要があり、自然条件により敏感ある必要があります。
両方の現場を行き来することで、それぞれの素晴らしさと課題、共通する素晴らしさと課題を見ることができ本当にありがたい経験をさせてもらっています。
完成した道を見るだけでも先人の知恵を学ぶだけでも全然だめで、踏査、設計、測量、作設、利用、開設後の経年変化の検証、、、
それらを実践したり見たり歩いたり学んだり、、、行ったり来たりすることでしか、良い道づくりはできないというのが、今の私の結論です。ちょっと見えては、またわからなくなるの繰り返しですが、、、
今日はお昼から、林道付け替え工事予定地の踏査に行ってきます。(誰に頼まれたわけでもなく、何の立場もなく、地権者でもなく、仕事でもないのですが)
ただ、私が以前、森林施業のプランニングをした谷の林道の付け替えなので、気になってしょうがないのです。
どう考えてもこの設計は怖いの、崩れない路線、崩れない施工方法について足りないアタマで考えてきたいと思います。
問題意識と課題解決をしたいという想いだけの私に、いつもコメントやメッセージ、電話などで、アドバイスをいただき本当にありがとうございます。昨日もある方からお電話をいただき涙が出そうになりました。
本当に本当にいつもありがとうございます。