本気で森林管理を考えた時、相談できる場所がある。
名刺に相談料を明示し始めて3年。
「森林相談窓口」を正式に開設して丸1年が経ちました。
「高いと言われるかもしれないけれど、提示し続けて欲しい。」「我々にとってもこの先この部分が本当に必要になって来るから」と、近隣事業体の現場トップの方から言っていただき、勇気を持って掲げ続ける事が出来ました。
3年経ってようやく、業界内外からの評価の声が聞こえ始め、実感としても手ごたえを感じ始めて来ているところです。
10年先20年先の森林管理の質や施業量を落とさないためにも、山の取り巻く課題を少しでも早期改善するためにも、「補助金に適応しないから、採算が合わないから、しない」ではなく、「これが必要だから、する」をやっていきたいし、支えていきたい。
失うもののスピードの方が早いけど、失っていくものの価値を労い、再評価し再定義する作業を続けることによって、これまでこの地域の森林林業を支えてきた土台を修復したいと思い、その修復料、コンサルティング料、保守点検調査料という意味も込めて「森林相談」に値付けをしています。
10年先20年先困るから。困ってからでは遅いから、今からなら、ちょっとは私でも役立てるのではないかと足掻いているところです。
足掻いている人間に40分5,400円は高いと思われるかもしれませんが、足掻いている人間を支えてくださっている方は、40分5400円では申し訳ない方々ばかりです。本当はもっと高く設定しないといけないのかもしれませんが、今のところ間をとってこの金額にしています。
「本気でなんとかしたい方」
「後回しにしていた山のことを一歩前に進めていきたい方」
そんな人が、安心して相談できる場所をこれからも提供していきたいと思っております。
まずは、お近くの森林組合さんや林業事業体、行政の森林関係窓口に相談していただき、それでも解決しない場合、セカンドオピニオンが必要な場合には、森林トータルデザイン-F.T.D-の森林相談窓口もしくは、森林プランナー内海美沙facebookページ等からお問合せください。